私が初めてパチスロに出会った場所は、ゲーセンでもなく、ホールでもなく、
親戚の家の中でした。
その親戚宅にあった機種は、下パネルの缶詰から顔を出す猫がなんともかわいらしい
アークテクニコ社発売の3号機、ワイルドキャッツくんでした。(下パネル写ってない)
今の感覚からすれば裏物濃厚だろう本機種ですが、当時まだ小学校入学すらしていない
私でさえ(もちろん適当打ちですが)ボーナスを揃えることができていたので、成立Gで
ボーナスを揃えられないと確率でそのボーナスが貯金扱いにになり、放出フラグを引く
まで揃えられない「貯金バージョン」ではなく、全くのどノーマルであった可能性も
否定出来ません。
ともかく、小さい頃は親戚宅に行くと、よくこの台で遊んでいた記憶があります。
サウンドはBIGやJACのみならず、コイン投入音からリール始動・停止音から払い出し
音まで心地いいものでしたが、唯一HEかのエラー音だけ妙に不気味な感じだったのも
よく覚えております。当時は目押しも何も知らずに打っていましたが、もしかしたら
今こうしてスロットにハマってしまったのは、このときの英才教育が影響しているの
かもしれません・・・w
十数年後、ある程度目押しが出来るようになってから、久々に1時間ほど親戚の家で打
たせてもらいましたがボーナスは引けず、次に赴いたときには山猫は姿を消していまし
た。最近になりなぜあの機種が家にあったのか尋ねると、なんとなく買ったとのことら
しく、裏物なるモノが存在することすらご存じなかったようで、結局あの台は裏だった
のかノーマルだったのか、真相は闇の中です・・・。
5号機にて2機種がリメイク(?)機として発売されたようですが、ジェネレーションギャ
ップなのか、あるいは過去の悪印象が拭いきれなかったのか、ホールで目にすることは
ありませんでした。初代はサミータウンで遊べますが、できればもう一度実機で打って
みたいものです。